東急リバブルと三井のリハウスを徹底比較!どっちを選ぶべき?【2025年最新】

不動産の売却や購入を検討していると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが「東急リバブル」と「三井のリハウス」。

どちらも大手で実績も豊富なため、「結局どっちがいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、東急リバブルと三井のリハウスを10項目以上にわたって徹底比較

仲介手数料やサービスの違いはもちろん、エリア特性・口コミ・サポート体制まで網羅的に解説します。

目次

東急リバブル vs 三井のリハウス|おすすめはどっち?

「結局、東急リバブルと三井のリハウスのどちらが自分に合っているのか?」

まずここが一番気になるポイントだと思います。

ここを読めば“どちらを選ぶべきか”の方向性が見えてきます。

結論:都市部・高額物件なら東急リバブル、全国対応・ブランド重視なら三井のリハウス

まず結論から言うと、

がおすすめです。

東急リバブルは、首都圏や東急沿線を中心に、投資用・高級物件に強く、スピーディーな売却対応が魅力。

一方、三井のリハウスは全国展開のネットワークとブランド力が強みで、郊外や地方の不動産でも信頼して任せられます。

選ぶべき仲介会社は、物件の場所と売却目的によって変わります。

目的別おすすめ早見表(売却/購入/買取/地方対応など)

以下の表に、よくある不動産ニーズ別に、どちらの会社が適しているかをまとめました。

状況に応じて最適な選択をするための参考にしてください。

目的・状況おすすめの会社理由
都市部で高額物件を売却東急リバブル都市部に強く、高額物件の実績が豊富
地方物件の売却・購入三井のリハウス全国対応でネットワークが広い
スピード重視の売却東急リバブル買取保証・スピード買取サービスあり
安心感・ブランド重視三井のリハウス業界No.1の信頼性と取扱件数
初めての不動産売買両社ともおすすめどちらもサポート体制が充実している

口コミ・実績・対応範囲を含めた総合比較¥

口コミや実績面では、

  • 三井のリハウスが「安心感・丁寧な対応」
  • 東急リバブルは「対応の早さ・高額物件への強さ」

で高評価を得ています。

年間の仲介取扱件数では三井のリハウスが上回っていますが、東急リバブルは1件あたりの物件価格が高く、都市部に特化しているのが特徴です。

また、三井のリハウスは全国291店舗の展開で、地方物件にも強いのがメリット。

一方で東急リバブルは、首都圏・関西圏の都市部に集中しており、スピード買取や保証制度に優れています。

東急リバブルと三井のリハウスの基本情報を比較

東急リバブルと三井のリハウスは、どちらも日本を代表する大手不動産仲介会社です。

基本的な会社概要や対応エリア、実績を知ることで、自分に合った会社を選ぶ判断材料になります。

まずは、運営会社・店舗数・実績などの基礎情報から比較していきましょう。

運営会社と設立年数の違い

三井のリハウスは「三井不動産リアルティ株式会社」が運営し、1981年にリハウスブランドを立ち上げました。

親会社は日本を代表する総合不動産会社の三井不動産です。

一方、東急リバブルは「東急リバブル株式会社」によって1972年に設立され、東急不動産ホールディングス傘下の企業として長年事業を展開しています。

どちらも老舗企業で安心感がありますが、より古い歴史を持つのは東急リバブルです。

店舗数・対応エリアの違い

三井のリハウスは全国に約291店舗(2024年時点)を展開しており、北海道から九州まで幅広くカバー。

地方都市や郊外にも店舗があり、全国どこでもサービスを受けやすいのが特徴です。

一方、東急リバブルは約220店舗を展開し、主に首都圏や東急沿線・関西圏の都市部を中心にサービスを提供しています。

つまり、地方対応の広さなら三井のリハウス、都市部特化なら東急リバブルが優位です。

年間の仲介取扱件数・手数料収入

取扱件数では三井のリハウスが約39,000件、東急リバブルが約30,000件と、三井のリハウスの方が件数では上回ります

これは全国規模での対応力の差によるものです。

また、手数料収入は三井が約910億円、東急リバブルが約826億円と、こちらも三井がやや多め。

ただし、東急リバブルは1件あたりの取引価格が高いため、件数が少なくても収益性は高い傾向にあります。

宅建士在籍率・信頼性の違い

どちらの企業も宅建士(宅地建物取引士)の在籍率が非常に高く、東急リバブルでは98%以上の営業担当者が宅建士資格を保有しています。

三井のリハウスも同様に、専門資格を持ったスタッフが多く、法律や契約の面でも安心して任せられます。

信頼性の面では甲乙つけがたく、大手ならではの高い教育体制と品質管理がされています。

取り扱い実績・物件価格帯・対応エリアの違い

取り扱い実績・物件価格帯・対応エリアの違い

次に、どのような物件を多く取り扱っているか、エリア別の得意分野など、実際の「現場力」について比較していきます。

売却価格に影響する平均物件価格や、都市部・地方での対応力なども大切なチェックポイントです。

平均物件価格とターゲット層の違い

東急リバブルの平均取扱物件価格は約6,157万円で、都市部の高額物件を多く扱っていることがわかります。

一方、三井のリハウスは約4,905万円とやや低め。

これは三井が全国展開しており、地方や郊外の手頃な価格帯の物件も幅広く扱っているためです。

そのため、高級住宅・投資物件を求める人は東急リバブル、幅広い価格帯の選択肢を求めるなら三井のリハウスが合っています。

都市部・郊外・地方で強いのはどっち?

都市部に強いのは東急リバブルで、特に東京・神奈川・埼玉・大阪などの主要都市圏ではネットワークが強力です。

東急沿線エリアでの実績も豊富で、都市型マンションや高額不動産に強みがあります。

一方で三井のリハウスは、都市部だけでなく地方や郊外の対応にも長けており、地域を問わずバランスよく対応できます。

エリアによって得意不得意があるため、物件所在地で使い分けるのがおすすめです。

売却・購入のスピード感を比較

売却や購入のスピード感では、東急リバブルにやや軍配が上がります。

特に「スピード買取」サービスなどが用意されており、急いで現金化したい場合に強みを発揮します。

また、高額物件を扱うプロセスにも慣れており、迅速な価格査定と販売戦略が魅力です。

一方、三井のリハウスは丁寧な対応が特長で、早さよりも着実な取引を重視したい人に向いています。

仲介手数料・コスト・値引きの可否を比較

仲介手数料・コスト・値引きの可否を比較

不動産売買で気になるのが「仲介手数料」やその他のコストです。

ここでは、手数料の基本的な仕組みから、実際に支払う金額の目安、そして値引き交渉の可否や、どちらの会社が得になりやすいかまで詳しく解説します。

手数料の計算方法と相場(3%+6万円の現実)

仲介手数料は「売買価格の3%+6万円(税別)」が法定上限とされています。たとえば5,000万円の物件なら、手数料は156万円+税ほど。

東急リバブルも三井のリハウスも、この上限いっぱいの手数料設定を基本としており、大手であるがゆえに割引されることはあまりありません。

この点は両社に大きな差はなく、手数料が安い会社を探すなら、別の中小業者を検討する必要があります。

実際にかかる費用感と値引き交渉の余地

実際にかかる費用は、仲介手数料以外にも登記費用やローン手数料、リフォーム費用などが含まれます。

特に仲介手数料に関しては、両社とも原則「値引き不可」と考えた方が良いでしょう。

大手では価格交渉よりもサービスの質やサポート力で差別化を図っているため、値引きが通るケースは非常にまれです。

ただし、売主側と買主側の両方から手数料を受け取る「両手取引」になる場合は、交渉できる可能性もゼロではありません。

高く売れるのはどっち?安く買えるのは?

高く売りたいなら、都市部の高額物件に強い東急リバブルが有利です。

広告力と販売戦略によって、富裕層や投資家へのアプローチが得意です。

一方、三井のリハウスは広いネットワークを活かして、郊外や地方でも安定した売却が期待できます

購入時の価格については、どちらも「相場に基づいた適正価格」での取引が前提となるため、大きな価格差は出にくいです。

値引きよりも、「希望条件に合う物件が見つかるか」で選ぶ方が現実的です。

保証・サポート・アフターケアを徹底比較

保証・サポート・アフターケアを徹底比較

不動産の売買では、購入後のトラブルや売却時の不安をいかに軽減できるかが大切です。

東急リバブル・三井のリハウスの両社とも、安心して取引できるように独自の保証・サポート体制を整えています。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

東急リバブルの「リバブルあんしん仲介保証」とは?

東急リバブルの「リバブルあんしん仲介保証」は、売却後の建物や設備に不具合が見つかった場合でも、最大500万円まで修繕費を保証する制度です。

引き渡し後にクレームや損害賠償トラブルになるリスクを軽減でき、売主・買主双方に安心を提供します。

また、住宅診断(インスペクション)やシロアリ検査も含まれており、物件の状態を事前に把握できる点も高評価です。

三井のリハウスの「360°サポート」とは?

三井のリハウスが提供する「360°サポート」は、売却活動から引渡し後まで、トラブルなく不動産取引を完了するための総合支援サービスです。

建物・設備の補修に最大500万円の保証がつく「建物チェック&サポート」や、買主に安心感を与えるインスペクション付き販売など、包括的な内容となっています。

手厚いフォロー体制は、初めての売却でも不安を最小限に抑えられます。

建物・設備保証/引渡し後のトラブル対応力

両社ともに建物・設備保証が充実しており、最大500万円の修繕保証や引渡し後の対応制度を整えています。

ただし、保証対象の範囲や条件には若干の違いがあり、物件の状態や築年数によって適用可否が分かれる場合もあります。

東急リバブルは、都市型物件に特化したスムーズな保証運用に強く、三井のリハウスは全国規模での安定した保証体制が特徴です。

どちらを選んでも基本的な保証レベルは高水準です。

担当者の質・対応の丁寧さも比較

対応の丁寧さや安心感は、最終的には「担当者の質」に左右されます。

口コミを見ると、三井のリハウスは「丁寧で堅実な対応」に定評があり、年配の方や初めての売却でも信頼されやすい傾向があります。

一方、東急リバブルは「レスポンスが早く、営業力が強い」とされ、都市部でのスピード感ある対応を求める人に合っています。

どちらの会社も教育体制がしっかりしているため、大きな差はありませんが、最終的には“担当者との相性”が重要です。

住宅ローンサポート・提携金融機関の違い

住宅ローンサポート・提携金融機関の違い

不動産購入で欠かせないのが住宅ローンの選択です。金利や審査の通りやすさ、銀行との提携状況は不動産会社によって大きく異なります。

ここでは、東急リバブルと三井のリハウスが提供する住宅ローンサポートの違いを比較します。

三井のリハウス×三井住友信託の特典

三井のリハウスは、三井住友信託銀行との強力な提携を活かし、特別な住宅ローンプランを提供しています。

提携ローンでは、金利優遇や団体信用生命保険(団信)の拡張保証など、一般的なローンより有利な条件で借りられることが多いです。

審査においてもグループ間での信頼関係があり、スムーズな対応が期待できます。三井ブランドならではの一体感と優遇制度が魅力です。

東急リバブルの柔軟なローン提案

東急リバブルは特定の銀行に偏らず、複数の金融機関と提携しているため、利用者の状況に応じて最適なローンを柔軟に提案できます。

年収や職業、頭金の有無などに応じた選択肢が豊富で、比較しながら自分に合ったプランを選べるのが特徴です。

また、スピーディーな事前審査の対応や、投資用ローンにも強いのが都市部ユーザーには嬉しいポイントです。

金利優遇・審査の通りやすさは?

金利優遇を重視するなら、三井のリハウス経由での三井住友信託銀行ローンが有利なケースが多いです。

一方、審査の柔軟性や選択肢の多さでは、東急リバブルの方が幅広い金融機関との連携により優れています。

どちらが通りやすいかは個人の信用情報や条件によるため、複数のシミュレーションを比較することが重要です。

サポート体制としては、どちらも安心して相談できる環境が整っています。

実際の評判・口コミからわかる満足度の違い

不動産会社選びでは、実際に利用した人の声がとても参考になります。

ここでは、東急リバブルと三井のリハウスそれぞれの良い口コミ・悪い口コミを比較し、担当者対応やサービス面の傾向も掘り下げます。

最後には、「どんな人にどちらが合っているか」のリアルな判断基準も紹介します。

良い口コミ vs 悪い口コミまとめ

三井のリハウスは「丁寧な説明」「安心感がある」「ブランドで選んだ」というポジティブな声が多く見られます。

一方で、「売却までに時間がかかる」「希望価格で売れにくい」といった声も。

一方、東急リバブルは「スピーディーな対応」「高値で売れた」といった評価がある反面、「やや強引な営業を受けた」「地方の対応が弱い」といったマイナス評価も存在します。

全体的に、大手らしい安心感があるものの、営業担当による差が口コミに反映されています。

担当者による対応差の実情

どちらの会社も担当者によって対応にばらつきがあるのが実情です。

三井のリハウスは比較的「落ち着いた対応」や「親切な説明」が多く、特に年配層に好まれています。

東急リバブルは「即レス」「積極的な営業」スタイルの担当者が多く、スピード感を求める若年層や投資家に支持されています。

良くも悪くも“人による”部分が大きいため、初回のやり取りで担当者との相性をよく見極めることが重要です。

リアルな体験談:どんな人に合うか?

実際の利用者の声から見えてくるのは、「三井のリハウスは慎重派、東急リバブルはスピード派向け」という傾向です。

例えば、地方にある実家をゆっくり丁寧に売りたい人は三井が安心感があります。

一方、都市部で住み替えを急ぐ人や、価格重視で強気な交渉も求める人は東急リバブルが合う傾向があります。

口コミや体験談を参考にしながら、自分の目的や価値観に合った会社を選ぶことが大切です。

東急リバブルと三井のリハウス、どっちを選べばいい?

東急リバブルと三井のリハウス、どっちを選べばいい?

最終的にどちらを選ぶべきかは「目的・地域・売却スタイル」によって変わります。

両社とも大手で信頼性は十分ですが、自分の状況に合った選び方を知っておくことが、納得のいく不動産取引の第一歩です。

目的・地域・売却方法ごとの最適な選び方

スピード重視で都市部の高額物件を売りたいなら東急リバブル、全国対応でブランド重視なら三井のリハウスが適しています。

たとえば、「東急沿線で早く売りたい」「買い手の予算が高い」という場合は東急リバブルが強いです。

一方、「地方物件をしっかり売りたい」「手厚いサポートが欲しい」という方は三井がおすすめです。

仲介だけでなく買取も視野に入れると、選択肢が広がります。

東急リバブルに向いている人の特徴

  • 首都圏や都市部の物件を持っている人
  • 高額な物件をできるだけ高く売りたい人
  • スピード感のある対応を重視したい人
  • 買取保証や即現金化に興味がある人
  • 複数の金融機関からローン提案を受けたい人

東急リバブルは、都市部に特化した戦略とスピード感に強みがあるため、「早く・高く・確実に売りたい」方に特に向いています。

三井のリハウスに向いている人の特徴

  • 地方や郊外の物件を売却・購入したい人
  • ブランド力や安心感を重視する人
  • 初めての不動産取引で不安が大きい人
  • ゆっくりでも丁寧なサポートを受けたい人
  • 三井住友信託銀行のローン特典を活用したい人

三井のリハウスは、全国展開による対応力と「安心して任せられるブランド」を重視したい方にぴったりです。

東急リバブル vs 三井のリハウスに関するよくある質問

ここでは、東急リバブルと三井のリハウスに関する「よくある疑問」をQ&A形式でまとめました。

初めて利用する方でも安心して比較・選択ができるよう、不安の多いポイントをわかりやすく解説します。

仲介手数料は本当に同じ?

はい。どちらも「売買価格の3%+6万円(税別)」という宅建業法で定められた上限額で設定されています

大手2社は手数料の割引には基本的に応じていませんが、サービスや保証で差別化しています。

費用面よりも内容で比較するのがおすすめです。

査定だけお願いしてもいい?

もちろん可能です。

東急リバブルも三井のリハウスも、無料査定を提供しており、訪問またはオンラインで対応してくれます

「今すぐ売る予定はないけど価値を知りたい」という相談でも丁寧に対応してくれるため、気軽に利用してOKです。

営業担当は指名できる?

基本的には担当者は自動的に割り振られますが、どうしても合わないと感じた場合は変更を依頼することも可能です。

また、知人の紹介や過去の対応実績がある場合は、あらかじめ「○○さん希望」と伝えるとスムーズに対応してもらえることもあります。

しつこい営業はある?断れる?

両社とも大手でコンプライアンス意識が高いため、過度な営業は少ない傾向にありますが、稀に「頻繁に連絡が来て煩わしい」と感じるケースもあるようです。

断りたい場合は明確に意思表示をすれば問題なく対応してもらえます。

必要に応じて担当者変更も検討しましょう。

まとめ|東急リバブルと三井のリハウス、あなたに合うのはどっち?

東急リバブルと三井のリハウス、どちらも信頼できる大手不動産会社ですが、それぞれに強みがあります。

  • 都市部の高額物件をスピーディーに売却したいなら東急リバブル
  • 全国展開で安定感とブランドを重視するなら三井のリハウス

が向いています。

最終的には、「物件の場所・目的・対応してくれる担当者との相性」で選ぶことが大切です。

ぜひ、この記事を参考に、あなたに合ったベストな選択をしてください。

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